7つの習慣で重要なキーワードとなる『パラダイム』。
インターネットのgoo辞書によると
1 ある時代に支配的な物の考え方・認識の枠組み。規範。「企業は新しいパラダイムを必要としている」
2 語学で、語形変化の一覧表。
とのことですが、私自身の捕らえ方は要するに「ものの見方」、もしくはその人が持っているフィルター(サングラス)って事かなと考えます。
人はあらゆる事象の「真実」を見ているようで、それはすっかり自分のフィルター(サングラス)を通してしか見てないわけで、他者のフィルター(サングラス)を通せば全く別の見え方をしていることもあるわけです。
自分のフィルター(サングラス)と他者のフィルター(サングラス)の存在に気づかずにいると、他者を理解できず、又は否定することしか出来ません。
で、私が思うに、他者のフィルターに気づく人は少なくないと思うのです。
「あの人はそう思うのね」「あの人はそういう経験をしてきたからね」「あの人はそういう人だからね」etc...
しかし実は最も気づき辛い、そして認めたくないのは、「自分のフィルター」なのではないかと思います。
自分はフラット(あるがまま)に世界を見ている、と思っている人、多いですよね。
はい、私もです(でした)。
でもそんなはずはなくて、自分自身もいろんな色のサングラスをかけていて、世界を『私のあるがまま』に見ているわけです。
これまでの経験や生い立ち、人間関係、読んだ本、観た映画etc...
まずは自分自身が、『自分自身のあるがまま』に世界を見ていると認めるところから7つの習慣は始まるのだと思います。