『シナジー』とは共同作業や相乗効果といった意味です。
シナジー(synergy)は、「共同作用」「相乗作用」を意味する英語からきています。二つ以上のもの・人・事柄などが、相互に作用し合い、ひとつの効果や機能を高めることをいいます。また、特に、経営戦略おいて、販売・設備・技術などの機能を重層的に活用することにより、利益が相乗的に生み出されるという効果をさして用いる場合もあります。
ビジネスの世界でも『シナジー効果』という言葉はよく使われますね。
コヴィー博士は第1から第6の習慣までのすべての習慣は、このシナジーを創り出すための準備だったと言います。
シナジーの理解と創造こそがあらゆる人の人生において最も崇高で、他のすべての習慣を実践しているかどうかの真価を問うとも言っています。
お互いを尊重し、win-winの関係を追求し、相手を理解し、そして理解される、自分の弱点を相手の強みが補い、相手の弱点を自分の強みが補う、そうしている内に、誰も思いつかなかったような相乗効果が生まれるのです。
1+1=2でなく、1+1が3にも10にも100にもなるのがシナジーです。
多かれ少なかれ、小さなシナジーを感じたことは多くの人があるのではないでしょうか。
小学生のころ級友と、家族と、同僚と、ふとした瞬間から大いに盛り上がり、一致団結し、高揚し、思いもよらなかった結果や成果をもたらした経験がきっとあるはずです。
それらすべてがシナジーだと思います。
ただ、今述べたシナジーのほとんどは偶然生まれたものではないでしょうか?もちろんその人間関係の中で色々な人が頑張ったこともあるのでしょうが、その人もいつどこでもシナジーを創り出そうとしているとは限りません。
7つの習慣は、このシナジーをいつどこでも作り出そうとする習慣です。第1から第5の習慣を土台に、習慣としてシナジーを創り出すのです。
気の合う相手とも、難しい相手とも。
7つの習慣の神髄です。
私にはまだまだ難しい領域です。