7つの習慣の最後の習慣は『刃を研ぐ』です。
これは第1~6の習慣を実現するために、自分自身の成果を生み出す能力(これを7つの習慣ではPCと呼んでいます)を高めるということです。
第1から第6の習慣がどれだけ素晴らしい習慣としても、それを実現するだけの能力を自分自身が持っていいなければ到底その習慣を身に付けることはできません。
逆にこの第7の習慣=刃を研ぐことを習慣化できたとき、第1から第6の全ての習慣が実現可能になります。
のこぎりの刃を常に研ぐ=常に自分自身の能力を高めるのです。
多くの人は目の前の忙しさや近視眼的な発想により、この刃を研ぐことを怠ります。
しかし刃を研がないままいくら一生懸命木を切ろうとしても、まともに木を切ることはできないでしょう。
手は一生懸命動かしていても、木を切るという目的はいつまでたっても達成できないかもしれません。
一見作業の中断(もったいない、そんな余裕ないetc)と思えるこの刃を研ぐ時間こそが人生を成功に導くカギと言えるのです。