『7つの習慣』といっているくらいですから、「そもそも習慣って何よ?」というところはしっかり定義づけしておく必要があります。
書籍ではちゃんと『「習慣」の定義』という小項目があり、「習慣」が定義づけられています。
書籍によると習慣とは、
① 知識・・・何をするのか、なぜそれをするのかという理論的なパラダイム
② スキル・・どうやってするのか
③ 意欲・・・それをしたいという気持ち。動機。
の三つが交わる部分、と定義づけています。
例えば、多くの人が一度は目標にしたことがあるであろうダイエット。
痩せなければ様々な病気の危険性や、経済的損失を生み出すことになるなど、なぜダイエットをしなければならないのかという理由が分からなければ誰もダイエットを試みることなどないでしょう。
毎日好きなものを食べ、好きなものを飲み、運動好きでなければ疲れる運動などしないことでしょう。
ダイエットの必要性が分かっても、どうすれば痩せるのか、そのスキルが無ければ実際に痩せることは出来ません。
食事制限を実際にするスキル、歩く・走る・筋トレするといったスキルが必要となります。
しかしこれだけでもまだ足りず、最後は本人の痩せたいという気持ちがなければダイエットが習慣として身につくことは無いのです。
7つの習慣は、人生において人間関係を良くし、得たい成果を継続的に得続けるために身につけるべき習慣です。
よって人間関係を良くしたい、得たい成果を継続的に得続けたいという強い意欲と、そのために必要であろうとされる知識、それを実行するためのスキルが必要なのです。
その三つが重なってこそ、初めて効果性の高い『習慣』を身につけることが出来るとしています。
この小項目は1ページ+3行という非常に短い項目ですが、その最後には非常に強烈な言葉か書かれているのですが、それはまた次回。