何か物を作るとき、あなたは何も考えずに作り出しますか?
例えばテーブル、例えば下駄箱、例えば犬小屋などなど。。。
全てはまず設計図を描くはずです。
もちろんDIYなどに慣れている人は図面にまで起こさないこともあるでしょう。しかし頭の中では完成(終わり)をイメージしているはずですし、さすがにサイズは詳細に測るか合わせることでしょう。
しかし人生となるとどうでしょう。
どれだけの人が自分の人生の完成(終わり)をイメージしているでしょうか。
あらゆる物が完成(終わり)をイメージされたうえで正確に作られるように、人生も終わりをイメージする(思い描く)ことで初めて望む成果を得ることが出来るのではないでしょうか。
設計図のない人生は偶然の産物でしかなく、そのような人生は「主体的な人生」とは言えません。
書籍ではこれを「すべてのものは二度つくられる」と題し、頭の中での創造(設計図)を『第一の創造(知的創造)』、そして実際にかたちあるものとする創造を『第二の創造(物的創造)』とよんでいます。
達成したい成果、得たい結果を得るためには、何よりもまずその成果と結果をはっきりと頭の中で創造すること(設計図を描くこと)が大切なのです。