『7つの習慣』に生きる

スティーブン・R・コヴィー博士による『7つの習慣』を身に付けたい40男の備忘録的ブログです。

信頼口座

 ただ競争に勝ち、人を蹴落としてでも手に入れた成功は、その人に一時的な満足や周囲からの称賛を与えてくれるかもしれません。しかしその「成功」も「称賛」も砂上の楼閣であり、遅かれ早かれ脆く崩れていきます。それは、もしかしたらその人の死後かも知れません。

 

 あなたの周りや、政治や経済の世界でもそのような人物が何人か思い当たるのではないでしょうか。一時大きな地位や名声を手に入れた人物が、その人自身の問題のため堕落していく姿を。

 

 

 人生の真の成功、実りある人生を生きようとするならば、人間関係を大切に育てていいく努力を惜しんではならないと書籍は教えてくれます。

 

 人間関係が大切なことは多くの人が理解できることでしょう。

 

 人間関係は全ての成功をもたらす基となるものです。

 

 

 では人間関係を育てるために必要となることはなんでしょうか。

 

 

 それは、信頼口座に信頼を貯えておくことです。

 

 信頼口座という言葉を初めて聞く人もいるかもしれません。

 

 これは、銀行の預金口座と同じようなものです。お金を入れれば口座の残高は増え、貯まったお金は自分が好きな時に引き出せます。

 残高がたくさん貯まっていれば、必要で欲しいものをいつでも手に入れることが出来ますし、時に無駄遣いをしてしまったとしても少々のことであれば困ることはないでしょう。

 更に残高には利息も付き、黙っていても元本より増えることもあるのです。

 

 

 人と人の関係で生まれる信頼も同じです。周囲の人に対して礼儀正しく、親切に、約束を守るような行為を続けていれば、あなたの信頼残高はどんどん貯まっていき、いざという時に皆があなたを助けてくれます。もっと言うなら黙っていても皆があなたを助けたいと思ってくれることでしょう。

 

 逆にあなたが周囲の人に無礼で、人の話を聞かず、約束を守らず、他人の悪口ばかり言うような人ならば、表面上は仕方なくあなたと付き合ってくれるかも知れませんが、大事な時にあなたを助けてくれる人はほとんどいないことでしょう。

 つまり、残高不足です。

 

 冒頭にあげた一時的な地位と名声を手に入れた人間が、ある瞬間あっという間に地に落ちるのは、その人自身の人格と、貯金残高はあったが信頼残高は無かった、誰も助けてくれなかった、見捨てられた、ということなのでしょう。

 

 

 人間関係を育てるための近道はありません。この信頼残高を貯めることだけが唯一の道なのです。

 

 

 あなたは信頼残高、貯めていますか?