自身のPC(成果を生み出す能力)を磨くための刃を研ぐ活動。書籍では4つの側面の刃を研ぐことを説いています。
それは、
① 肉体的側面
② 精神的側面
③ 知的側面
④ 社会・情緒的側面
の4つです。
①肉体的側面は読んで字のごとく自身の肉体に気を配り、大切にすることです。食事、休息、そして定期的な運動。
巷に溢れるビジネス書や自己啓発本で肉体に関して指摘する本はあまり見られません。しかし良き人生、良き仕事、良き家庭を築こうとしたとき、まず資本となるのは自身の体であることは誰もが認めることでしょう。
それなのに、それを意識できていない人がどれだけ多いことでしょうか。
7つの習慣ではP(成果)とPC(成果を生み出す能力)のバランスが大切といいます。
例えて言うならば、風邪をひいたときに風邪薬を飲んで対処するのがP(成果)であり、そもそも風邪をひかないように食事や休息、運動などで体に気を使い鍛えるのがPC(成果を生み出す能力)です。
肉体的側面の刃を研ぐとは、この例からも分かるように人生のP(成果)を生み出すために必ず必要な活動領域(PC)なのです。ただ単に病気になると辛いから気を付ける、というレベルの話ではないのです。
長く成功を収めている経営者や著名人は得てしてスポーツが好きであったり、食事に気を使っています。休息やリラックスする時間も意図的に取るようにしています(もちろん一時的に取れない時期もあるでしょうが)。
成功の秘訣はここにもあるという証拠ではないでしょうか。
日頃の食事のバランス、睡眠時間、適度な運動、全てが人生のPCとなります。
肉体的側面、是非鍛えていきましょう。