台風ですね。皆さん準備は万端ですか?
こんな時は是非第1の習慣(主体的である)を思い出したいものです。
書籍のP100(直接的、間接的にコントロールできること、そしてコントロールできないこと)にあるように、台風自体は私たちにはコントロールできない問題です。それはすなわちP95から始まる「関心の輪/影響の輪」の関心の輪にあたります。関心の輪にばかり心を奪われるとネガティブなエネルギーが増えてしまいます。
自分ではどうしようもならない出来事に心を奪われず、今自分に出来ること=影響の輪に力を傾けましょう。
と、偉そうに言っていますがもちろん多くの人がやっていることと思います。食料や水の購入、停電や断水対策、緊急連絡先の確認等々、多くの方が既に終わっていることでしょう。
(ただし数々の噂に流されず冷静に。ここでも主体性を保ちましょう)
そして例えば楽しみにしていた予定が狂ってしまったとしても、それも自分の力ではどうしようもないことです。それなら再度影響の輪に関心を注ぎ、今出来ることに注力しましょう。
普段出来なかった仕事をする、中々読めなかった本を読む、映画を見る、家族とゆっくり語り合う、出来ることは無数にあります。もちろん台風情報は逐一収集しながら。いざとなれば早めに避難です。
大丈夫そうならば、この間にゆったりとした心でミッションステートメントを書き上げるのも良いかも知れませんね。
私もせっかく天がくれた休日に、読書や映画鑑賞をしながら家族とゆっくり過ごしたいと思っています。勿論非常時の対応は常に頭に入れながら。
それではくれぐれも皆さんお気をつけて。
『主体的な人は、影響の輪の領域に労力をかけている。自分が影響を及ぼせる物事に働きかける。主体的な人のエネルギーには、影響の輪を押し広げていくポジティブな作用があるのだ。(P97 L2)』
『どんなに気に入らなくとも、自分の力ではどうにもできない問題なら、笑顔をつくり、穏やかな気持ちでそれらを受け入れて生きるすべを身につける。(P101 L2)』
『影響の輪に絶対に入らないものもある。たとえば天気がそうだ。しかし主体的な人は心身の両面において自分の天気を持っている。自分の天気には自分で影響を及ぼすことができる。私たちは幸せであることができる。そして、自分にはコントロールできないことは受け入れ、直接的か間接的にコントロールできることに努力を傾けるのだ。(P107 L-1)』
※既に停電や竜巻に襲われた地域もあるそうで、とても心配です。とにかく皆様のご無事を願うばかりです。